MTTのクリエイティビティに関する話
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MTTのクリエイティビティに関する話
サンフランシスコ交響楽団が、創立100周年の今シーズンを通して展開しているプロジェクト、“アメリカン・オーケストラ・フォーラム”。21世紀のアメリカン・オーケストラはどうあるべきか、議論する場を提供するものですが、3月18日に現在開催中のアメリカン・マヴェリックス・フェスティバルに合わせて、クリエイティビティをテーマにしたディスカッションが行われました。
ティルソン・トーマスによるキーノート。
サンフランシスコ交響楽団のエグゼクティブ・ディレクター、ブラント・アッシンク氏が質問し、トーマスが答える構成。
内容は、
- MTTとはどんな人か?というときに、「クリエイティブ」というのは欠かせない要素だが、そのクリエイティビティはどこから来ているのか?
- MTTのやっていることの中でクリエイティビティについて考えたとき、ニュー・ワールド・シンフォニーの存在が大きいが、ニュー・ワールドのアイディアはどういう背景に基づき、何を目指しているのか?
- オーケストラがマヴェリックなレパートリーを取り上げる意義とは?
- オーケストラがクリエイティブであるということをどう考えているか?
- 作曲家との協働について
- 結び:未来に向けて、なぜオーケストラはクリエイティビティということを考えて行かなければならないのか?
アメリカン・オーケストラ・フォーラムのウェブサイトでは、これまでに行われた議論をまとめたものをポッドキャストで聴ける他、様々な関連記事などが提供されています。このプロジェクトのために財団からグラントが出ていることもあって、議論しっぱなしになっていない点に注目。
過去の関連記事
サンフランシスコ交響楽団が21世紀のオーケストラを考えるフォーラムを立ち上げ
(2012.3.20)