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全米オーケストラの共同顧客調査 第二弾

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全米オーケストラの共同顧客調査 第二弾

2007年11月に実施された全米9オーケストラによる初の共同顧客調査、これには続きがあったようで、第二弾の調査が行なわれています。

今回は、彼らが作ったコンサートプランの中から、「これなら買いたい」というものを選ぶという内容。

まるで圧迫面接のように組み合わせの提示がいくつも続きます。一つの組み合わせはシングルチケット2種類、定期会員2種類、フレックス1種類の5プラン(曜日時間帯、プログラム、曲目について与えられる情報、席のカテゴリー、駐車場の条件、特典、価格が示されている)からなり、この中から「これなら買いたい」というもの、もしくは「何も買わない」を選ぶというもの。

私はほとんど「何も買わない」か、ただのシングルチケットを選ぶという結果になりました。

私の予想だと多くの人が同じ回答をするのではないかと思います。割引とか特典とかいろいろついているより、コンサート内容が興味に合っているかとか、行けなくなったときに変更できるかの方を重視するように思うので。

でもこれは東京に住んでいて、よりどりみどりの中で生活している私の価値観なので、もしほとんどサンフランシスコ交響楽団しかないに近い環境だったら、割引とか駐車場の条件のいいプランに魅力を感じるのかもしれません。

最初に属性の調査だと思うのですが、好きな作曲家を3人選べというのがありました。これは迷いますね。3人と言われると結局モーツァルトとか選んじゃうので、これも皆モーツァルトとかベートーヴェンを選んじゃって、うまく属性を反映しないのではなかろうかと思いました。

そういえば、多くの作曲家名が書いてありましたが、Bのところにバーンスタインはあってもブルックナーはありませんでした。アメリカではブルックナーは人気ない?
(サンフランシスコ交響楽団のプログラムにはMTTだからないのかと思っていました。)

この調査、どうやって解析するのか手法を知りたいです。結果は公表されるのでしょうか?

(2008.1.16)

Tag: 経営

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