サンフランシスコ交響楽団のコンテンツ・マネージメント
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サンフランシスコ交響楽団のコンテンツ・マネージメント
サンフランシスコ交響楽団の2011-2012年シーズンの創立100周年に向けた取り組みの一つに、デジタル・アーカイヴィングの整備があります。IT系のサイトにその取り組みが掲載されたので、ご紹介しましょう。
- 昨秋、通常は図書館などで使われている InMagic の Presto というソフトウェアを導入。
- 倉庫にあった3000箱から1000もの紙の資料をスキャン。
- それらを分類し、映像、録音などと合わせてオーケストラ内部のスタッフが欲しいものをすぐ探せるよう管理システムを構築。
- これらの資料は、以下に利用・展開していく予定
- 100周年記念の本、オンライン上のタイムライン表示、デイビスホールでの展示等
- マーケティングとパブリック・リレーションズの資料
- ソーシャル・ネットワーキング・サイトにコンテンツとして展開。皆がそれを見ておしゃべりできるような素材として提供。
オーケストラがIT系の記事になるところが、そもそも何ともサンフランシスコ的ですが、最終的にはアーカイヴを観客とのコミュニケーションのツールにしたいとのこと。
今までのコンサートのプログラムもデータ化したそう。ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団はプログラミングが売りなのに、過去のデータをオンラインで見られないのは残念だと私はずっと思っていました。これも公開されるのが楽しみ。
詳しくは、PC World の記事
(2010.6.16)
Tag: 経営