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サンフランシスコ交響楽団、サンフランシスコの観光パックに入る

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サンフランシスコ交響楽団、サンフランシスコの観光パックに入る

ホリデー・シーズンに突入しましたが、サンフランシスコではホリデー・シーズンをサンフランシスコで過ごしてもらおうというキャンペーンを開始。その観光パックのラインナップに、サンフランシスコ交響楽団も登場です。

このキャンペーンは、ホテルが中心となって展開するもので、さまざまな特典がついて1泊99ドル~。

特典は、

  • ケーブルカーを含むMuni(公共交通機関)の1日パス
  • サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)の無料入場券2枚
  • ギラデリチョコレートのプレゼントと10%offチケット
  • チャイニーズ・フュージョンのレストランの25ドル分の食事券
  • サンフランシスコ交響楽団のチケットが50%off(2枚に適用)

ベタにサンフランシスコなものが並んでいますが、サンフランシスコ交響楽団も祝名物入り。

サンフランシスコ市は観光が大きな産業なので、シンフォニーにとって観光客誘致は非常に重要なのです(ホテル税が芸術団体に分配されるようにもなっている)。

観光と芸術団体の連携は、観光の振興という視点でも、アートの発信力強化という視点でも参考になると思います。

観光と言えば、私が前回出かけたのは9月のシルバーウィークだったので、デイビスホールに日本人観光客のグループがいくつも来ていました。私は、

この人たちにMTTの超練り上げ音楽はどう聴こえるのかな?

と思いました。サンフランシスコの人たちは当然のように「サンフランシスコでは、シンフォニーがおすすめ。MTTだし」と言うでしょうが、日本人にとっては、

「サンフランシスコでオーケストラを聴く?MTTって何?」でしょうから。

ぜひ日本人観光客の誘致にもがんばってほしいです。近いし、円高だし。

キャンペーンはこちら
1/31まで。

(2009.12.2)

Tag: 経営

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