オーケストラで “社会に新たな価値を創造するチャレンジ” を考えてみるサイト

MTTがテレビの料理番組で料理の腕前を披露

トップ>here

MTTがテレビの料理番組で料理の腕前を披露

ティルソン・トーマスが自分で食事を作って暮らしている(自分で買い物に行き、料理を作る)ことは有名ですが、この度長年蓄積してきた料理の腕前とアイディアをテレビ番組で披露することになり、その収録が行われました。

番組は、人気フレンチ・シェフのジャック・ペピンがホストを務めるKQED-TVのEssential Pepin。おしゃべりしながら、ペピンと共に料理をするという内容。

作った料理は3品。まず、ペピンのレシピで、フランスの伝統的なオムレツ。オムレツはごまかしがきかず、ストレートに料理の腕前が現れる料理。MTTは卵をとく係だったようですが、真剣に観察して質問しそうであります。

2品目もペピンのレシピ、皮がカリカリな鮭のソテー。

カリカリな皮というのは、鮭のおいしさの重要な要素だと思いますが、焼き上がりの時点で、皮がカリカリかつ身に火が通りすぎずちょうどよい具合であることは難しい。今回はフライパンに油をしかず、蒸し焼きにしたようですが、どんな技なのでしょう?

ソースは少量のバターと赤ワインでデグラッセしたものでヘルシー志向。

3品目は、ティルソン・トーマスのレシピ。

ほぼ毎日食べているという、ウクライナ地方のジューイッシュに受け継がれてきた料理“カーシャ”。そばの実を使った料理です。

MTTは2通りの食べ方を披露。一つは、そばの実をフェンネル・シードとともに炒め、蝶々型のパスタ(ファルファッレのことか?)、にんにく、玉ねぎを加えて炒め合わせたもの。

もう一つは朝食にお気に入りの甘い食べ方で、自家製アップルソースをかけたもの。このアップルソースは、グリーン・アップル(アメリカのグリーン・アップルは、日本のリンゴよりもかなり酸味が強く、すっきりした味)にカルバドスを加え、カルダモンの香りをつけたもの。

ペピンはニューヨークのロシアン・レストランにいたこともあるそうですが、リンゴにカルダモンを合わせるのは試したことがなく、感心したそう(普通はシナモンやジンジャーを合わせる)。

このレシピ、MTTの気質そのまんまというか、骨の髄まで何かを試さないと気が済まないというか、伝統そのままはイヤなんだ、、、、そばの実にフェンネル・シード?リンゴにカルダモン?(絶妙な気もするが、加減次第というかスレスレ?音楽と同じ?)

収録には、MTTんちの小さいほうのプードル、バンダ(犬の名前)も登場。ペピンがMTTのキーボードの伴奏で「枯葉」を歌った他、ペピンが調理する音に合わせてMTTがキーボードでコラボしたそう。

放送は12月を予定

詳しくは、サンフランシスコ交響楽団の収録リポート(文章が面白い。写真あり)

(2010.10.10)

Tag: MTT

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional