マーラーのKEEPING SCORE がドイツのレコード批評家賞を受賞
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マーラーのKEEPING SCORE がドイツのレコード批評家賞を受賞
マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団が制作したKEEPING SCORE のマーラー編のDVDが、ドイツのレコード批評家協会の2011年
Preis der deutschen Schallplattenkritik(ドイツ・レコード批評家賞)
を受賞しました。
この賞は1980年創設、クラシックからポップス/ロックまでのジャンルにわたり、ドイツとスイスの140名の批評家により選出されます。2011年は12作品が受賞(うちクラシックは5作品)。
受賞理由は、KEEPING SCOREがこれまでの作品も含め、芸術教育のプロジェクトとしてレナード・バーンスタインのヤング・ピープルズ・コンサート以来の成功であるというもの。
ティルソン・トーマスは受賞にあたり、オーケストラ・メンバーと制作チームがこのクリエイションに重要な役割を果たしたが、とりわけ音楽に人生を捧げ、私たちにそのビジョンを分かち合い、探求する機会を与えてくれたグスタフ・マーラーに感謝するとコメント。
KEEPING SCORE のマーラー編は6月に全米で放送されましたが、過去のシリーズ作品と比較しても、反響が大きかったように感じました(マス・メディアの取り上げ方、ソーシャル・メディアでのコメント)。また作品は、同じく先月、ウィーンのフィルム・フェスティバルにも出品されました。
このマーラー編、メインのドキュメンタリーもそれに組み合わせられているコンサート映像も受賞してしかるべきと感じる出来栄えです。まだ観ていない方はぜひ。
コンテンツの内容を紹介する過去記事
KEEPING SCORE マーラー編のブルーレイ
(2011.7.6)