ニュー・ワールド交響楽団の新キャンパスの建物探訪
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ニュー・ワールド交響楽団の新キャンパスの建物探訪
今回、永田音響設計の豊田泰久氏のご厚意により、ニュー・ワールド交響楽団(ニュー・ワールド・シンフォニー)の新キャンパス“ニュー・ワールド・センター”の建物内部を詳しく案内していただきました。
ディテイルの写真もたくさん撮ったのですが(バンダちゃん=MTTの小さい方のプードルのえさのお皿も!)、ウェブに掲載できる建物内部の写真は、ニュー・ワールド・シンフォニー提供のものだけなので、それを使ってご紹介します。
まずは、建物全体(6階建)。右側の壁面のプロジェクションに映っているのは、建築をモチーフにしたデザインのアニメーションで変化する。
フランク・ゲーリー設計の建物の印象はどこまでもアートだということ。建築物としての注目度も非常に高く、1月26日には建築学の専門家やリチャード・フロリダなども登場したラウンドテーブルが開催されていました。
街の様子から見るとこんな。キャンパス後ろの青く光るのはこれもゲーリー設計の駐車場。
箱の中に造形が収まっているデザイン。最初に見たとき、「ビデオで見た模型のとおり」と思いました。技術ってすごい。
正面全体がガラスで、メタリックな格子との組み合わせが特徴的。屋上ガーデンは海が見えます。
ロゴが表示されている部分は、メッセージを変えることができます。
ボックスオフィス
左側のテントはファンドレイジングのガラ用の仮設のもので、普段はない。
建物に入ったところ。メインのホワイエとなる部分。左下のガラス張りの部分はアンサンブル・ルームで中が見えるようになっている。写真には入っていませんが、入口入ってすぐのところに、ちょっとジュラシック・パークみたいなメタルのオブジェが浮かんでいます。
バーコーナーはブルーでメタリックな屋根(?)が印象的
二階席へ上がる階段。造形的
上から二階をみたところ
吹き抜けになっていて明るい。ゲーリーは造形物どうしの間隔にも非常にこだわったそう。
多目的のパビリオン・ルーム(外からも2階からも見ることができる)
キャンパスは二階部分で駐車場と直結
駐車場は色が変わる
駐車場側から行くと、フェローたちのロッカーやコンサートに向けて準備しているところを見ることができる。
練習室。とても恵まれている。各部屋に録音録画の設備があり、通常の回線の100倍速いインターネットでつないで、隔地間で合奏や指導を受けることが可能。
30近い練習室やリハーサル・ルームの音響もすべて永田音響設計が担当。
(2011.1.29)